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MySQL は「デュアルライセンス」のビジネスモデルを採用しています。このモデルの場合、ユーザはフリーソフトウェア・オープンソースの GNU General Public License (一般的には「GPL」と呼ばれます) もしくは商用ライセンスのどちらに従うかを選択して、MySQL 製品を使用することができます。
GPL ライセンスを選択した場合、MySQL は GPL ライセンスの規約を順守することを条件に無償で提供されます。ユーザは当該ソフトウェアを無償でダウンロードし、これを改変、統合、頒布することができます。ただし、GPL ユーザは GPL のさまざまな規定に従う必要があり、このなかには MySQL をベースにしたアプリケーションを再頒布する際に、当該アプリケーションの完全なソースコードをオープンに公開することも定められています。
アプリケーションのソースコードを公開することを望まない組織のお客様には、商用ライセンスを提供しています。商用ライセンスのお客様には、MySQL ベースのソフトウェアをオープンソース化する必要のない、MySQL AB による一定レベルの品質保証と商用サポートが備わった製品が提供されます。MySQL が商用ライセンスを提供できるのは、MySQL コードの所有権を我々が保有しているからです。
MySQL がデュアルライセンスを採用することで、次の 2 点において自由度が増すことになります。まず、GPL に基づいて MySQL のライセンスを付与することにより、フリーソフトウェアの発展が促進されます。そして、もう 1 点は、たとえ GPL が適用できない場合においても、MySQL のソフトウェアを使用することが可能になります。
MySQL のデュアルライセンスモデルは、「優れたデータベースソフトウェアをすべての人に廉価に提供する」という MySQL の企業指針に基づくものです。
デュアルライセンスは、革新と成長の両方を維持する循環を創出します。つまり、MySQL は、実効性に富んだこのオープンソースビジネスモデルからの収益を、オープンソースユーザコミュニティを支援するために還元し、引いては、このことが MySQL AB の商用ビジネスの支援につながります。
今日、MySQL AB は商用ライセンスを選択する 4,000 以上もの有償カスタマと、オープンソース GPL ライセンスを選択する 400 万以上ものユーザを擁しています。ビジネスモデルとしてデュアルライセンスを採用することで、次に示すように、すべての関係者に利益をもたらすことができます。
MySQL のデュアルライセンスが基づくビジネス原理は、「対価」です。
したがって、MySQL を GPL ライセンス (または GPL 互換ライセンス) のソフトウェアとともに使用する場合は、MySQL を GPL ライセンスに基づいて使用することを奨励します。その他すべての MySQL ユーザには、MySQL の商用ライセンスを購入することを推奨します。
MySQL の GPL および商用ライセンスに関して詳しくは、MySQL のライセンスポリシーを参照するか、MySQL スタッフまでオンライン上で詳細をお問い合わせ (英語) ください。
はい、同じです。GPL ライセンス、商用ライセンスのどちらを選択しても、MySQL 製品は実質的にまったく同じソフトウェアです。ただし、MySQL のライセンスと一部のライブラリのライセンス間で条件の非互換があるため、サポートライブラリにはわずかな違いがあります。
オープンソースコミュニティの存在とライセンスモデルの成果として、MySQL AB は業界標準よりもはるかに低コストでソフトウェアを製造・販売することが可能です。サーバおよびその他の製品の最新の提供価格についてはオンラインストアをご覧ください。
はい。MySQL は引き続きオープンソース企業であり、オープンソースの理念と価値観に全力で貢献しています。我々はオープンソースモデルの開発と頒布こそ、高品質なソフトウェアの製造に最も効率的な方法であると考えています。MySQL のすべてのソフトウェアは、オープンソースと商用ライセンス条件の両方で販売されています。
デュアルライセンスのビジネスモデルは長期的な財務安定の基盤となることから、多くのオープンソース企業によって採用されつつあります。デュアルライセンスを提供している企業には、Digium、OSAF、MandrakeSoft、Sleepycat Software、Technical Pursuit、Trolltech などが含まれます。
MySQL が目標とするのは、すべての自社ソフトウェアをフリーソフトウェア・オープンソースライセンスに基づいて提供することです。2001 年にクライアントライブラリのライセンスが LGPL から GPL に変更されたのは、MySQL 4.0 の開発にあたり、商用ライセンスを購入すべき独占使用ユーザと GPL ライセンスを使用すべきフリーソフトウェアユーザを、MySQL AB がより簡単に区別するためでした。それ以前は、GPL を誤使用し、自らのアプリケーションと MySQL サーバを緊密に組み合わせて頒布し、クライアントライブラリが無償で使用できるので GPL の適用が及ばないと主張するユーザが存在していました。
LGPL から GPL への変更により、ソースを非公開にして MySQL ソフトウェアを使用する事例を容易に区別できるようになり、MySQL がデュアルライセンスモデルを採用できるようになりました。MySQL はオープンソースの理想を支援する一方で、「対価」、つまり公平な交換という観念をも信じています。なお、クライアントライセンスのポリシー変更は、MySQL を使用してオープンソースアプリケーションを構築する開発者に一切影響を及ぼしません。
また MySQL では、FOSS (Free and Open Source Software) ライセンスを採用するさまざまなソフトウェアと MySQL クライアントライブラリを組み合わせて使用できるよう、ユーザからのご意見・ご要望に基づいて、FOSS ライセンス除外規定と呼ばれる除外規定を設定しています。
PHP と MySQL は互換性のない別々のオープンソースライセンスを導入しているので、PHP コミュニティでの MySQL の使用を奨励・促進するために特別な除外規定を設けています。これにより MySQL AB では、GPL でライセンスされた MySQL ソフトウェアと、PHP ライセンスのバージョン 3.0 でライセンスされたソフトウェアで作成される派生物の頒布を許可しています。この際、お客様には、PHP ライセンスのバージョン 3.0 に基づいてライセンスされたコードを除くすべてのコードにおいて、GNU General Public License の規定をすべての面で順守することが義務付けられます。
また MySQL では、開発者が他の FOSS (Free and Open Source Software) ライセンスに基づくソフトウェアを公開する際に、MySQL クライアントライブラリを含めることを可能にするために、FOSS ライセンス除外規定と呼ばれるより一般的な除外規定も設定しています。
FOSS ライセンス除外規定により、GPL 以外の FOSS (Free and Open Source Software) ライセンスを利用するオープンソース開発者も、MySQL クライアントライブラリをプロジェクトに含められるようになります。一部のライセンスには GPL との互換性がありませんが、この除外規定を利用することで、オープンソース開発者に一層の柔軟性が付与されます。我々は、幅広い用途のオープンソースプロジェクトにおいて、オープンソースコミュニティによる MySQL クライアントライブラリの使用を支援したいと考えています。
FOSS ライセンス除外規定は、他の FOSS (Free and Open Source Software) ライセンスに基づくソフトウェアとともに MySQL を使用できるようにし、開発者にさらなる柔軟性を提供するために設けられています。 一部のオープンソースライセンスには GPL との完全な互換性が確保されていません。したがって、開発者はこの除外規定を利用することで、自らの好みのオープンソースライセンスを使用しつつ、MySQL クライアントライブラリを含められるようになります。
MySQL AB では、人気の高いオープンソースライセンスの多くの内容を精査し、これらが MySQL クライアントライブラリとともに使用できることを確認しています。Open Source Initiative (英語) が定めた Open Source Definition (英語) に基づく、その他のオープンソースライセンスを使用し、当該ライセンスが FOSS 除外規定の対象ライセンスリストに含まれていない場合は、license-feedback@mysql.com (英語) までご連絡ください。
我々は、ソフトウェア特許がソフトウェア知的財産を保護する上で有効な手立てだとは考えず、著作権の保護で十分であると考えています。我々は、ソフトウェア特許がソフトウェア業界全体に損害を与えかねないとの結論に達しており、これを理由に、ソフトウェア特許の廃止に向けて努力する人々を支援しています。また、ソフトウェア特許に対する共同的な防衛手段を実現するために、他の企業やグループとも協力しています。詳しい情報については、弊社の特許権に関するポリシー (英語) ページをご覧ください。
オープンソースコミュニティの存在は MySQL にとって非常に重要であり、皆様からのご意見・ご要望を受け付けております。これまで、我々はライセンス体系についての特定のフィードバックをお願いしてきましたが、今後も同様のフィードバックをお願いして、コミュニティとの間の対話を継続したいと考えています。ご意見・ご要望の送信には、こちらのフィードバックフォーム (英語) をご利用ください。また、ライセンス体系に関するアンケート (英語) にもぜひご参加ください。アンケート結果 (英語) をご覧いただくことも可能です。
バージョン 4.1、2004 年 3 月 12 日

